メリークリスマス!

読者の皆様、日本語バイブルスタディのウェブサイトをいつもご愛読くださり、顔や名前は知らずとも、皆様の存在を心から神様に感謝しています。早くもまた「年末」と言う時期がやって参りましたね。「素敵なクリスマスにしたい」、「お正月の準備を完璧にしたい」、「別になんでもいいからゆっくりしたい」など、この時期は人の心もいろんな形に動くのではないでしょうか? 

それではこの度もまた…

新年のチャレンジです。

チャレンジ聖句:

「キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。」コロサイ 3:15

ーー そして ーー

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝ともって捧げる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知ってもらいなさい。そうすれば、人の全ての考えにまさる神の平安があなた方の心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくださいます。」ピリピ 4:6-7

この世界の動きや自身の身の回りの出来事や心配事、個人的な思想などは大半の場合、私たちの心を暗い場所に連れて行こうと支配するものではないでしょうか? イエスキリストはこの世が与えることのできない平安を与えてくださるのです(*)。 しかしそれが実現するには私たちにも役目があります。上の二つの聖句がそれが何であるか、そしてどうやってそうするかを教えてくれています。

*ヨハネ 14:27

何?


コロサイ3:15はこの世の事柄や自分の思想に支配されるのではなく、イエスキリストの平和が私たちの心を支配するようにする事を促します。

どうやって?

しかし、どうやってそれをこなすかをピリピ4:6〜7が教えてくれています。心の中にある願い事を神様の前にさらけ出すことを『知ってもらいなさい」と言う表現で語っていますが、神は言うまでもなく、私たちの心を始めからご存じです。なのでここでは私たちの「さらけ出す姿勢」に関しての話だと理解しましょう。

しかし、心をさらけ出す前にもう一つ重大な条件があるようです。それは「感謝をもって』と言う事です。願いや心配事、この世の恐れなどの解決がまだ無くても、主イエスが全ての主権とコントロールを握っておられる事、そして何よりもその主イエスが私たちを、あなたを限りなく愛して下さっているのです。この基本的な事柄に心を寄せる時、感謝が溢れてこないでしょうか? この聖句は、その心で神に信頼を寄せた姿勢で「神に知ってもらいなさい」と言っています。

これは俗に言う「ポジティブ思考」とは遥かにかけ離れたものです。この聖句はこれらが私たちの役目で、「そうすれば」私たちの全ての思いにまさる神の平安が私たちの心と思いを守ってくださると言うのです。こうやって私たちは「キリストの平安が心を支配するように」できるのです。

パンデミックも続いていますが、神様が与えて下さっている約束の数々に目を留める事ができます。どうか、この新年、心の平安を失っている事に気がつくなら、コロサイ 3:15 と共にピリピ 4:6-7 を覚えて実行して歩む事を心掛けてみて下さい。

来る2022年が読者の皆様にとって神様の導きと恵みに満ちたものでありますように。

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