今日はイザヤ書9章6節~7節です。
「 ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。 ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、 その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」 と呼ばれる。その主権は増し加わり、その平和は限りなく、 ダビデの王座に着いて、その王国を治め、 さばきと正義によってこれを堅く立て、これをささえる。今より、 とこしえまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。 」
イエス様は「平和の君」であると予言されました。
平和は紛争が無い、ということではありません。何でも手に入り、 豪邸に暮らすセレブ達が孤独を感じたり、 何も不満が無いのにその人生に喪失感を覚えるという話は良く聞き ますし、そう感じたこと、 感じている方も多いのでは無いでしょうか。
イエス様はこう答えて下さいます。
「 26 しかし、助け主、 すなわち父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、 あなたがたにすべてのことを教え、また、 わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださ います。
27 わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、 あなたがたにわたしの平安を与えます。 わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。 あなたがたは心を騒がしててはなりません。恐れてはなりません。 」
ヨハネ14:26-27
聖霊は「慰めるもの、寄り添う者」そしてここでは「助け主」 と書かれています。 イエス様を信じるとこの聖霊がわたしたちにイエス様の平安を与え てくれるのです。平安は外的な要因や努力・ 鍛錬で自分の心を鍛えることから得られるのではなく、 神様からの賜物なのです。
今日の讃美歌は、讃美歌114番「天なる神には」です。英語タイトルは It Came Upon a Midnight Clear です。エラ・フィッツジェラルドさんの歌声でご紹介します!
天なる神には みさかえあれ、地に住む人には 安きあれと
み使いこぞりて ほむる歌は 静かにふけゆく 夜にひびけり
今なおみつかい つばさをのべ 疲れしこの世を おおい守り
かなしむ都に なやむ鄙(ひな)に 慰めあたうる 歌をうたう
重荷を負いつつ 世の旅路に 悩めるひとびと かしらをあげ
栄あるこの日を たたえうたう たのしきうた声 ききていこえ
み使いのうたう やすききたり ひさしく聖徒の 待ちしくにに
主イエスを平和の 君とあがめ あまねく世の民 たかく歌わん