アルファ・フィルム・シリーズは2017年にそれまでのニッキーガンベルが講壇から語るスタイルから、二人のプレゼンター、様々なインタビュー、メディア、グラフィックなどを豊富に取り入れた形式になっています。

アルファ・ジャパンではアルファ・フィルム・シリーズの日本語吹き替え版が利用出来ます。すべてのビデオは日本語吹き替えと、英語のキャプションがついていますので、バイリンガルの状況でのご利用が可能です。

ビデオダウンロード、ストリーミングリンク、関連のリソース、グループのトレーニング用の教材はアルファ・ジャパンのウエブサイトで、登録を行うと入手することが出来ます。※フロントページのリンクではアクセス出来ませんのでご留意ください。


第十三話:「なぜ、どうやって他の人に伝えるんだろう」のストリーミングのリンクはこちらです。別ウインドウでVimeoプレーヤーが開きます。


アルファ・コースのゲスト用ハンドブックからご紹介します。(英語オリジナルと筆者抄訳)

Questions for discussion 話し合ってみましょう

  1. What did you think or feel about the talk? このエピソードからどんなことを考えさせられたり、思わされたりしましたか?
  2. Have you told any of your friends/family/colleagues at work that you are attending Alpha? What was their reaction? 友人・家族・同僚など誰かにあなたがアルファに出ていると伝えましたか?どんな反応がありましたか?
  3. If you did not know anything about Christianity, how would you like to be told about it? キリスト教について何も知らないとしたら、あなただったらどんな風に教えてもらいたいと思いますか?
  4. What do you think/feel about the idea of telling others about your faith?あなたの信仰のことを人に伝えるということについてどう感じますか、どう考えますか?

“Go and make disciples of all nations, baptizing them in the name of the Father and of the Son and of the Holy Spirit, and teaching them to obey everything I have commanded you.” (Matthew 28:18–20)
「イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。『わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。』」

マタイ伝 28:18-20

Why tell others? なぜ人に伝えるのでしょうか?

  • Jesus told us to イエスの教えだから
  • For the needs of others – spiritual hunger in the world この世の霊的な飢え渇きというニーズがあるので
  • It’s good news: “Gospel” = Good News 良い知らせだから。「福音」とは良き音づれという意味
  • Two opposite dangers 二つの対極的な危険性
    • Insensitivity ぶしつけな態度
    • Fear 恐怖心

How do we tell others? どうやって人に伝えるのでしょうか?

1. PRESENCE 一緒にいてあげる(Matthew マタイ5:13–16)

  • We are called to be salt and light. (vv.13–14) 地の塩、世の光として導かれているから
  • When people know we are Christians, they watch our lives. (v.16)クリスチャンだと分かると、人は私たちの行動をよく見張るから
  • “You are the salt of the earth… You are the light of the world… let your light shine before others, that they may see your good deeds and glorify your Father in heaven.” 「あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。もう何の役にも立たず、外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけです。あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。また、あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいる人々全部を照らします。このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」(Matthew マタイ5:13–16)

2. PERSUASION 説得によって(Matthew 5:13–16)

  • “Since … we know what it is to fear the Lord, we try to persuade others.” 「こういうわけで、私たちは、主を恐れることを知っているので、人々を説得しようとするのです。私たちのことは、神の御前に明らかです。しかし、あなたがたの良心にも明らかになることが、私の望みです。(2 Corinthians コリント第二 5:11)
  • Work out the answers to common questions. よくある質問についての答えを模索しておく
    • For example: “What about other religions?” and “How can a God of love allow suffering?” 例:「他の宗教はどうなの?」とか「愛の神なのに苦しみが存在するのはなぜ?」
  • Do it with gentleness and respect. 柔和に、敬意を持って説得する(1 Peter ペテロ第一 3:15)

3. PROCLAMATION はっきりと宣告することによって(John ヨハネ 1:39–46)

  • We are not all called to be “evangelists” but we are all called to be “witnesses.” (v.41) 私たちは誰もが「伝導師」として任を受けているわけではないが、私たち一人一人は「証し人」として召命されている。
  • We can all say, “Come and see.” 私たちは皆、「こちらに来てご覧ください」という事が出来る。

4. POWER 力によって(1 Thessalonians テサロニケ第一 1:5)

  • The love of God poured into our hearts by the Holy Spirit. 神の愛が聖霊によって私たちの心に注がれた
  • Healing 癒しによって

5. PRAYER 祈りによって (1 Thessalonians テサロニケ第一 1:5)

  • For others 人々のための祈り
  • For ourselves—to have boldness 大胆に語れるように自分たちのために祈る(Acts 使徒の働き 4:29–31)

Don’t give up—whenever you pass on the good news of Jesus, it has an effect. The gospel is the power of God. あきらめてはなりません。イエスの福音を伝えるならいつでも必ず影響があるからです。福音は神の力だからです。(Mark 4:15–20)