はじめに

アルファ・フィルム・シリーズ (AFS) は2017年にそれまでのニッキーガンベルが講壇から語るスタイルから、二人のプレゼンター、様々なインタビュー、メディア、グラフィックなどを豊富に取り入れた形式になっています。

現在このAFSはアルファ・ジャパンにより日本語吹き替え版(英語字幕付き)があり、アルファ・ジャパンにてコース開催の登録をすると、ストリーミングできるファイルのリンクが利用出来ます。

さらに、アルファ・ジャパンのサイトに登録することによって、あなたがオンラインやライブで開催しているアルファ・コースの情報が発信されるので、開催場所を探している方たちの助けになります。ぜひ登録することをお勧めします!

当 日本語BibleStudy (NiBS) では毎週AFS日本語吹き替え版と、関連の資料を英語・日本語のバイリンガルで紹介していきます。



なぜ、どうやって他の人に伝えるんだろう?
Why and How Should I Tell Others?

話し合ってみましょう
Questions for Discussion

  1. 今日のトークについてどんなことを思い、何を考えさせられましたか?What did you think or feel about the talk?
  2. あなたがアルファ・コースに参加していることを友達・家族・同僚に伝えましたか?彼らはどんな反応を示しましたか?Have you told any of your friends/family/colleagues at work that you are attending Alpha? What was their reaction?
  3. キリスト教を全く知らなかったとしたら、どんな風に説明してもらいたいと思いますか?If you did not know anything about Christianity, how would you like to be told about it?
  4. 自分の信仰を人に伝える、という考えについてどう感じ、何を考えさせられますか?What do you think/feel about the idea of telling others about your faith?

「イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」“Go and make disciples of all nations, baptizing them in the name of the Father and of the Son and of the Holy Spirit, and teaching them to obey everything I have commanded you.”

マタイ Matthew 28:18-20

なぜ他の人たちに伝えるのでしょうか?
Why tell others?

  • イエスがそうするように語ったから Jesus told us to
  • 人々のニーズを満たすから For the needs of others
    • この世界は霊的に飢えている spiritual hunger in the world
  • 良い知らせだから:「福音」とは良い知らせという意味 It’s good news: “Gospel” = Good News
  • 両極端な危険性 Two opposite dangers
    • 相手に無神経に伝えてしまう Insensitivity
    • 伝えることに恐れを感じるFear

どうやって他の人たちに伝えたらいいのでしょうか?
How do we tell others?

一緒にいること PRESENCE (マタイ Matthew 5:13–16)

  • 私たちは地の塩、世の光として召されている We are called to be salt and light. (vv.13–14)
  • 私たちがクリスチャンであると知ると、人々は私たちがどんな生き方をするのか見る When people know we are Christians, they watch our lives. (v.16)
  • 「あなたがたは、地の塩です。… あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。… このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」“You are the salt of the earth… You are the light of the world… let your light shine before others, that they may see your good deeds and glorify your Father in heaven.” (マタイMatthew 5:13–16)

説得すること PERSUASION (マタイ Matthew 5:13–16)

  • 「こういうわけで、私たちは、主を恐れることを知っているので、人々を説得しようとするのです。」“Since … we know what it is to fear the Lord, we try to persuade others.” (コリント第二 2 Corinthians 5:11)
  • よく尋ねられる質問に答える準備をしておく Work out the answers to common questions.
    • 例:「他の宗教はどうなりますか?」とか「愛の神がなぜ苦しみが与えられることをお許しになるのか」For example: “What about other religions?” and “How can a God of love allow suffering?”
  • 柔和な方法で、相手を敬いながら説得する Do it with gentleness and respect. (ペテロ第一 1 Peter 3:15)

宣言すること PROCLAMATION (ヨハネJohn 1:39–46)

  • 私たちの全てが伝導師として導かれているのではないが、すべては「証人」として召されている We are not all called to be “evangelists” but we are all called to be “witnesses.” (v.41)
  • 私たちは皆、「ここに来てご覧ください」ということが出来る We can all say, “Come and see.”

力強いこと POWER (テサロニケ第一 1 Thessalonians 1:5)

  • 神の愛は聖霊によって心に注がれた The love of God poured into our hearts by the Holy Spirit.
  • 癒し Healing

祈ること PRAYER (テサロニケ第一 1 Thessalonians 1:5)

  • 他の人のために祈る For others
  • 自分のために祈る– 大胆に宣べ伝えられるように For ourselves—to have boldness (使徒 Acts 4:29–31)
  • 諦めない – いつでもイエスの福音を伝えると必ずそこに影響がある。福音は神の力であるから。Don’t give up—whenever you pass on the good news of Jesus, it has an effect. The gospel is the power of God. (マルコ Mark 4:15–20)

自分の救いの証しを用意するの心得
Suggestions for preparing your story

  • 簡潔にまとめる Make it short:
    • 合計3分になるようにする − それ以上長くなると人は話を聞かなくなるAim for three minutes—people switch off after that.
  • 自分についてのことを語る Make it personal:
    • 説教じみたものにならないようにする − 「あなたは」という言い方ではなく、「私は」とか「私たちは」という表現を使う Don’t preach—use “I” or “we,” not “you.”
  • キリストを中心にする Keep Christ central:
    • 人々が従うべきはキリストであって、あなたをフォローするのではないから They need to follow Him, not you.
  • 形式 The format:
    • 救われる前の自分について A little of your former life
    • どうやってキリストとの関係を持つようになったか How you came into your relationship with Christ
    • キリストとの関係が現在の自分にどういう意味を持っているか Something of what it has meant since then
  • 書き出しておく Write it out in full:
    • 書き留めてあれば添削するのが簡単である It’s easier to edit your story when it’s down on paper!