現在進行中のCAチャーチのアルファは先日の土曜日「アルファ・デイ」を開催しました。これは色々と呼び名がありますが、開催する団体によっては週末を利用する「アルファ・ウイークエンド」だったり、私たちの教会のように土曜日に一日開催するところもあるでしょう。今回はその舞台裏をご紹介します。

プランニング

CAチャーチではもうかれこれ20年以上続いているアルファですからもうリズムが出来ていて何も考えなくてもプランがある、というのは間違いです。前回のシーズンのプランをたたき台にしてアルファ・デイを計画しますがその時のスタッフ、ボランティア、ゲストやテーブルリーダーがプランニングに大きく関わります。最初のステップはいつどこでどのアルファコースのタイミングでアルファ・デイを持つか、だいたい半年前に作戦を練ります。最近のゲストの動向や国民性を考慮に入れます。昨シーズンは教会行事などの都合でアルファ・デイが普段よりも早めに開催しなければならず、スモールグループがあまり親密になることが出来ませんでした。今シーズンはアルファ・デイをコースのやや後半に設定し、内容も少し工夫してみました。

コンテンツ

聖霊の紹介と祈りのミニストリーが一番のメインです。教会のワーシップリーダーを招いて賛美を多く取り込みました。ゲストの中にはすでに教会の礼拝にいらっしゃっている方々もいますが大半は「歌う」ということに慣れていなかったりするので丁寧に説明も加えました。また10時から4時までの合計6時間のアルファ・デイですが、ゆっくりと御言葉や静かな時に浸る時間もとる工夫をしました。フォーマットが毎週のアルファナイトと同じになるとどうしても一日がマンネリ化したり、冗長に感じられるからです。午前中に聖霊のビデオ2本とディスカッション、午後にブレイクアウトのアクティビティー、そしてビデオ、最後に祈りのミニストリーの時間をとり一日が計画されました。

ホスピタリティー

Welcome to Alpha! というのは単に掛け声だけではなく、アルファに携わる全てのスタッフ、ボランティアチーム、スモールグループのリーダーにホスピタリティーの精神が浸透しています。ウエルカムの環境を整え、ゲストが最初にドアを開ける前からグリーターが笑顔で出迎え、チェックインチームがゲストを名前で呼びかけることから始まります。チェックイン担当のボランティアたちはアルファが始まるとすぐにゲストの名前を暗記して常に名前で呼びかけるように練習するのです。特に子供づれの家族とはチェックインの数分が不安に思う子供達の気持ちを落ち着けられるかどうか決まるからです。

アルファ・デイでも毎週のアルファ・ナイトと同様にウエルカムドリンク(モックテール。。ノン・アルコールのカクテルです)にご案内しています。モックテールのリーダーが毎週特別レシピで、目の前でミックスしてくれます。ドリンクを提供しているカウンターの前ではゲストたちが楽しそうに集まっています。

キッチンではその日のランチメニューのクッキングが行われています。ボランティアとともに料理担当のスタッフがその日のグルメバーガーとサイドディッシュをテキパキと準備しています。ボランティアは毎週のクッキング、配膳、片付けを全て笑顔でこなしています。今シーズンは12名体制で(アルファ全体では150食提供しているので大人数です)アルファ・デイもほぼ同じ陣営でさばいていました。感謝です。

キッズ

6時間子供達の面倒を見るのは毎回喜んで担当してくれているご夫妻と二人のティーンのお嬢様たち、そして数名のボランティアたちです。毎週のアルファでも同じ顔ぶれで対応しているので子供連れの家族ともすっかり馴染みました。あるご夫妻が男の子とアルファに招待されて来ました。男の子は人見知りで最初の数回はなかなか大変でしたが、今ではとても楽しく過ごしており、夫妻も両方一緒にアルファに出られています。

あいにくこの日はあいにく天気はすぐれませんでしたが、教会の子供専用のフロア、教会堂の地下にバウンシーキャッスル、近くの公園、教会のバスケットコートなどを組み合わせて子供達が楽しく過ごせるようにしてくれています。毎シーズン、ボランティアを集めて行うセレブレーションナイトで彼らはショートビデオを披露してくれます。今年もとても楽しみです。

見えないところで

アルファナイトもアルファ・デイも共通しているのは表舞台に出るはるか前に祈りに時間が費やされているということです。アルファ開催中は祈りチームが結成され毎週のアルファ・ナイトの間別室でずっと祈りが捧げられています。スタッフも祈りで全てを始めています。アルファ・デイの最中も頭にひらめくイメージや与えられる想いに忠実に祈りとして神様に捧げ続けます。 また、アルファ・デイの前日にスモールグループのリーダーたちを招いて祈り会と施設を巡って歩くプレヤーウォークをしました。そこでは彼らに与えられた言葉やイメージ、御言葉をシェアし、祈り求める時でした。全ては神様がなさっていることですから。

副産物?

CAチャーチのアルファは確かに大所帯ですからボランティアの数も多いです。スモールグループのリーダーとヘルパーで30人程度、その他のボランティアが30人程度です。副産物だな、と私が思っているのはチームごとに彼らが連帯感、親密度を高めていることです。まるでボランティアたちがアルファでともに仕える仲間としてのスモールグループを持っているかのようです。いやもうスモールグループです。お互いに近況を話したり、苦労していることをシェアして祈ったり、励ましあったり、’そこはキリストの香りが豊かに放たれている場所になっています。新しくボランティアを始めたあるティーンはお母さんに、「こんなに楽しいとは思わなかった」と言ったそうです。普段はスポーツで忙しく教会のユースに出れない彼女はアルファで奉仕することでコミュニティーを見つけたのです。またあるお父さんは、「息子に、『一緒に奉仕しようよ』、と言ったらなんと二つ返事でオッケーをもらったんだ」と嬉しそうにしていました。またある方はこれまで礼拝には来ていたが、奉仕からはもう何十年も遠ざかっていたのですが、自分の子供に信仰を励まそうとした時に、「あたしって何も教会に関わっていないわ」と感じ今回から奉仕を始めました。この方は熱心にゲストと交流し、励まし、笑顔でウエルカムしてくれています。

アルファ・デイに臨み、このイエスの言葉をスタッフで祈りました。

彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。」ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」そこで、彼らは、いっしょに集まったとき、イエスにこう尋ねた。「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。」イエスは言われた。「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」使徒 1:4-8

自分の思いの成就ではなくて、聖霊によってイエスの証人となることを祈りました。