アメリカ留学中にクリスチャンとなって、日本に帰国したのが1989年でした。町田グレースチャペル(現相模原グレースチャペル)に通い、そこでの英語でのバイブルタイムに出た時、「イエス様のどこが魅力か」的な質問をある時宣教師から受けました。「キリストは真実で、永遠に変わらないから」と答えたのを覚えています。英語で、“Jesus is faithful and he never changes” という答えをしたと思います。その宣教師は「永遠のいのち」を参加者に、“Eternal life starts now with you when you believe” (信仰を持ったその瞬間から永遠のいのちは始まります)と説明していました。

帰国後の信仰生活はその教会通いと、「コイノニア」という、日本では海外で救われた若い(私もまだ独身でした!)クリスチャンの交わりとが両輪でした。コイノニアの中心の方々はシアトル・北米中心に滞在されていた方たちで、何かホッと出来る、アットホームな気持ちが持てました。その定例会だったと思いますが、マイケル・カードの”The Final Word” を紹介された方がいました。“Eternity stepped into time” 「時を超えた方が時の中に入って来た」というフレーズを紹介していたと思います。

何と表現していいか分かりませんが、この言葉は(古い言い方ですが)心の琴線に触れたんです。ぼんやりと「イエス様は永遠なる方」「神様は時を超えている方」と理解していたのが、無限が有限になった、というコンセプトが頭では無く心で捉えられたと思いました。

 

「神は、むかし父祖たちに、預言者たちを通して、多くの部分に分け、また、いろいろな方法で語られましたが、この終わりの時には、御子によって、私たちに語られました。」(へブル人への手紙1章1~2節)

 

その後ずっと!マイケル・カードのファンです。機会があったら彼のリードしたバイブルスタディーのシリーズをこのNihongoバイブルスタディーでも紹介したい、というビジョンを祈ってます。

詞の日本語訳は私の意訳です。

 

“The Final Word” by Michael Card

VERSE 1:

You and me we use so very many clumsy words.
The noise of what we often say is not worth being heard.
When the Father’s wisdom wanted to communicate His love,
He spoke it in one final perfect Word.
僕らの使う言葉はまどろっこしい
口にする雑音は聞くに値しないことが多い
父なる神の知恵が愛を伝えたいと願った時に
最後の完全なるイエスという言葉を語られた

CHORUS:

He spoke the incarnation, and then so was born a Son.
His final word was Jesus, He needed no other one.
Spoke flesh and blood so He could bleed and make a way Divine.
And so was born a baby who would die to make it mine.
「受肉」と語ると子なる神が生誕した
最後の言葉はイエスであった。イエスが十分であった
「血と肉を」と語ると、イエスは血を流し、神聖なる道が整えられた
生誕したみどり子の死によって、私がその道を歩めるようにと

VERSE 2:

And so the Father’s fondest took on flesh and bone.
He spoke the living luminous word, at once His will was done.
And so the transformation that in man had been unheard,
Took place in God the Father as he spoke that final Word.
こうして父なる神の喜びの思いが骨肉を持った
生きた、光の言葉を語ると、たちまちその通りになった
今まで聞いたこともないような変幻が起こった
父なる神が最後のみ言葉を語った、その時に

BRIDGE:

And so the Light became alive and manna became Man.
Eternity stepped into time so we could understand.
こうして光がいのちを持ち、天のマナが人となった
永遠である方が時間の枠に足を踏み入れてこの世界に来られ、                 私達が真実を理解出来るようになった

 

By Michael Card, 1987

 

 

https://youtu.be/zH4cgHwUfgs