巷には様々なリーダーシップに関するセミナー、本、ウエブサイトなどがあります。アマゾンの本のセクションで「リーダーシップ」を検索すると6000以上と出ました。私の住むカナダのIndigo のオンラインで検索すると57,468件結果がでました。1日1冊読んでも、157年かかります。

 

私達の身の回りには多くのリーダー達がいます。自分はリーダー(古いですが「親分肌」と言ったりも出来るでしょう)じゃない、という人でも、実は、様々な生活の場面においてリーダーシップを発揮しているか、発揮しないといけないことがあります。誰にとっても大事なポイントなんですね。

 

私も御多分にもれず様々なウエブサイト、ウエビナー(ウエブで受けるセミナー)、ブログ、ニュースレターに登録して情報を収集しています。良い方策や立ち回り方などを実生活に取り入れたりするんです。

 

先週教会の修養会に参加する機会があり、講師の先生から学んだことがあります。自分にチャレンジを受けたので、シェアしたいと思います。先生は、聖書に出てくる、ヨシュアから学びを導いて下さいました。

 

ヨシュアはモーセの臨終の床で、イスラエルの民を約束の地へと導くリーダーとしての責任を引き継ぎます。その様子は申命記34章に記されています。そして次の書、「ヨシュア記」ではイスラエルの民がヨシュアにリードされて行くのです。ヨシュア記の最終章、24章には次のように民が信仰を告白しています。

 

「すると、民は答えて言った。『私たちが主を捨てて、ほかの神々に仕えるなど、絶対にそんなことはありません。』」(16節)
「私たちもまた、主に仕えます。主が私たちの神だからです。」(18節)
「いいえ。私たちは主に仕えます。」(21節)
「民はヨシュアに言った。『私たちは私たちの神、主に仕え、主の御声に聞き従います。』」(24節)

 

神様に忠実に従ったリーダーのヨシュアは、神様に忠実な従う者達を生み出したのです。

 

すなわち、忠実なリーダーは忠実な忠実なフォロワーを生み出す。

その理由は、次の通りです。

  1. リーダー自身が従う者だからである
  2. リーダーに従う者はリーダーがどのように神に従っているかを目の当たりにする
  3. リーダーはフォロワーを励ます
  4. フォロワーは神様がどのように取り扱ってくれるか、どのようにご自身の道を示すかを目の当たりにする
  5. リーダーは過去にうまく行ったから、という方法論や経験に頼るのではなく、夢を追い、想像力をたくましくして神様へのアクティブな信仰を持って進む。
  6. リーダーは目の前の取り組むべき労作、課題にとらわれてしまわず、自分の人格がどのように発展されるべきか、ということに目を留める

 

リードする方策よりも、どうやったらより密接にイエス様に付き従えるか、ということが一番大事と教えられました。自分の培うべきは過去の成功例から積み上げる経験値ではなく、常に神様からのインスピレーションを受けられるように柔軟な心、態度を持ち、イマジネーションをたくましくしておくべきなのです。