科学と信仰は相反するものでしょうか?

アルファ・フィルム・シリーズ第1話 「人生にまだ足りないものは?」においてご自身の信仰について語られた、現代屈指の科学者フランシス・コリンズ博士がカナダの全国紙National Post紙に取り上げられました。博士の信仰生活と科学の分野での卓越した業績について書かれています。記事の内容や、他のウエブから得た情報などを以下にまとめてみました。「科学者なら信仰はあり得ない、とか信仰があれば科学はいらないのでしょうか?」と言う声に対して、博士は、科学と信仰は「喜びの調和」を持っているとおっしゃいます! 


オリジナルのNational Post 紙 ウエブサイトリンクはこちら
「人生にまだ足りないものは」第1話はこちら(10分からご覧ください)」


記事からのまとめやウエブからの情報

コリンズ博士は2009年以来合衆国国立衛生研究所長としての任を務めており、現在18の製薬会社と連携してコロナウイルスワクチン開発に励んでいます。

コリンズ博士の最も偉大な業績は13年間で完成したヒトゲノムのマッピングです。現代における最大の医療界における飛躍的進歩の一つであると言われています。この研究の成果が、今日の様々な医療提供に役立っています。

そんな科学界で最高の頭脳と認知されている博士ですが、彼はクリスチャンとして宗教と科学の架け橋となっています。その著書、「ゲノムと聖書 (原題:The Language of God)」において、科学的真理と信仰的真理との追及は矛盾するものではなく、人間が豊かな世界を築いていくために必要な営みであると説いています。

彼の信仰の歩みは、アルファ・フィルム・シリーズのインタビューにも出ている、研修医時代に出会った末期患者とのやりとりを通して、まず信仰について考え始めたのです。そしてCSルイスの「キリスト教の精髄(原題:Mere Christianity)を読み、ルイスと似たような求道を始め、真理を追い求めたのです。

博士が、「バイオロゴス」と言う団体を立ち上げ信仰と科学は相反するものではない、と語っています。バイオロゴスは、「神の創造を進化的に理解できることを提示することにより、科学と聖書的信仰には調和があると言うことを教会にもこの世にも知らしめること(“BioLogos invites the church and the world to see the harmony between science and biblical faith as we present an evolutionary understanding of God’s creation.”)」がミッション・ステートメントとして掲げられています

ナショナル・ポスト紙は、博士の信条の中核についてこう記して記事を結んでいます。

「信仰と科学は両立できるんです。なぜなら各々異なる問いかけに対しての答えを探求しているからです。信仰は道義的な真理に取り組み、科学は自然界の法則に取り組みます。信仰が霊的な世界に目を向ける一方で、科学は物質的な世界に目を向けているのです。コリンズ博士に言わせれば、この二つの探求は『喜びの調和』なんです。 Faith and science are compatible because they’re seeking answers to different questions. Faith is concerned with moral truths. Science is concerned with laws of nature. One sets its focus on the spiritual world; the other on the material world. Collins would say these different lines of inquiry are in “joyful harmony.”」


Sean Speer: Science and faith fuel top researcher’s quest for a coronavirus vaccine, National Post, June 5, 2020 Online Version

「科学と信仰 − フランシス・コリンズ博士の記事から」への1件のフィードバック

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