「。。。の7つの驚きの方法」とか「。。。出来る3つの法則」とかそういう類の見出しはソーシャルメディアで良く見かけます。あんまり好きじゃありません。でも、今日はそんな見出しになってしまいました。フェースブックの”Daily Keller” 7月2日に出ていたミームをご紹介し、翻訳文(いつものように意訳です)と追加の解説をシェアします。オリジナルはそのミームの画像(下の方にあります)とこちらのリンクからどうぞ(フェースブックへのアクセスが必要だと思います。)

 

あなたの祈りを改善する四つの秘訣

第一の秘訣:詩篇(*)を祈ることを学ぶ。

第二の秘訣:バイブルスタディーを終えた後の祈りの前に、聖書の教える黙想(メディテーション)する。マルティン・ルター著「A Simple Way to Pray」(**)を参考にしましょう。

第三の秘訣:一日一度だけ祈るのではなく朝晩祈りを捧げましょう。クランマーの祈祷書(***)を参考にしましょう。

第四の秘訣:主の祈り(****)を自分なりの言葉で日々違った形で祈ってみましょう。

 

注釈:私なりの意見と調べた結果です。皆さんもネットなどで検索してみてはいかがでしょうか。

(*)詩篇:

英語ですが、ケラー先生の Songs of Jesus は間違いなくお勧めです。365日の日々のデボーション形式で読み進めることが出来ます。ケラー先生は「詩篇は聖書の一巻です。祈りについて、ではなく、祈りの書なんです。」と語ります。紹介サイトはこちらです(英語)。

(**)ルター著「A Simple Way to Pray」

ケラー先生は自著「祈り」の中で、ルターの「素朴な祈りの方法」は実に実践的であると同時に深淵な意義を持っている本だ、として絶賛しています。日本語版はネットでは見つけられませんでした。英語翻訳版はアマゾンで500円程度(キンドル版)で手に入ります。私はウイッシュリストに入れました。

(***)クランマーの祈祷書

トマス・クランマーは16世紀のカンタベリー大司教教で、1548年に聖公会の祈祷書を完成させました。イギリスにおける宗教改革の中心的存在で殉教の死をとげました。彼がまとめた祈祷書はその後様々な改訂を経ています。改訂共通聖書日課につながりを持っています。毎日・毎時、聖書のどの箇所を読んだらよいかがまとめられています。

(****)主の祈り

聖書のマタイによる福音書6章に出てくるのが主の祈りです。当ウエブサイトで以前とりあげた「想うこと」の記事、「主の祈り」を参考にしてみて下さい。

 

 

Daily Keller からのミームです。

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