神様を礼拝することには2つのエッセンスが融合されています。一つは畏敬の念、つまり神様の偉大さに感嘆し恐れおののくことです。もう一つは親愛の情、つまり母と子、夫婦の関係のように親密な関係に見られる情感です。

でもこの2つのエッセンスは自然には融合しないものです。しかし真の礼拝とは、と考えると必ずこの2つがあるべきだ、とユージーン・ピーターソンは語ります。 彼は、マタイの福音書28章のイエスの復活における二人のマリアの行動を通してこのことをこう説明しています。

「復活したイエスに遭遇したこの二人のマリアたちの最初の反応は恐れおののいてひざまずくことでした。同時に彼らは親愛の情も示しました。それはイエスの足にとりすがろうとしたことで分かります。これはイエスを礼拝したのです。二つのことが合わさって礼拝になったのです。恐れおののいて単にひざまずき伏せっているのは、復活の主の礼拝とは言えません。イエスにとりすがること、親愛の情を示すだけでも復活の主の礼拝とは言えないのです。畏敬の念と親愛の情は両方必要なのです。」 2001年ピーターソン聖会にて
“Their (two Mary’s) first response to the risen Christ was to kneel in awed reverence. It was also an element of intimacy in that reverence, for they dared to touch and hold on to his feet. They worshiped him. Two elements together became worship. Falling to our knees before Jesus – an act of reverence – is not in itself “Resurrection worship.” Touching and holding the feet of Jesus – an act of intimacy – is not in itself Resurrection worship. Acts of reverence and intimacy need each other.”  – Eugene Peterson at Peterson Conference 2001

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