「主よ、私とあなたの関係がうまく行っていないと、世界の中で一人ぼっちに感じてしまいます。でも、あなたを精一杯賛美出来る時、明け方に鳴く鳥たちの声に、雨音にあなたの喜びの声が聞こえるようになります。主よ、そんなあなたの声の音楽の一部になりたいんです。わたしの歌うパートを歌いたいんです。この全世界で鳴り響くあなたの喜びの声の一部となり、喜びを受けることが出来るからです。」

ティム・ケラー イエスの歌:詩篇103:19‐22

この祈りは詩篇139篇からインスピレーションを受けて書かれたものです。詩篇139篇の最初と最後に「我が魂よ、主に向かって歌え」と歌われています。

神様に賛美をする、というのはクリスチャンなら自動的では、と思いがちですがそうではないです。この世で生きる、ということは様々な雑念や思い、出来事が起こるので呼吸をするように自発的に賛美する、ということにはならないです。少なくとも私はなっていません。「おい、俺のたましいよ、神様をたたえよ」と命令しないと、常に心がさまよってしまうように思います。

現代社会は技術革新が進み、毎日が便利に過ごせるようになっています。ある程度裕福な地域に住んでいれば衣食住は心配せずにすみます。ともすると、クリスチャンであっても、神様があたかも存在しないかのように、普通に過ごしてしまうことがあるでしょう。それが繰り返されれば次第に神様への思いが薄まり、やがてクリスチャンとは看板のみで、事実上は無神論者と同じになってしまうかもしれません。

わたしにとっての、事実上無神論者のように生きることに対する解毒剤はやはり賛美です。神様を神様と認め、自分のアイデンティティーが神様にあって定義付けられ、目的と使命を顧みることが出来るようになるのはまず、全世界を造られた神様を讃えることしか無いと確信しています。

お好きな讃美歌やプレイズソングがありますか?ぜひ口ずさんで下さい。それは心に向かって、「わがたましいよ。主をほめたたえよ。 」と呼びかけることなんです。

もう完全に懐メロですが、クリスチャンになった頃にギターで覚えてみんなで賛美した曲があります。”I want to praise you, Lord” by Maranatha singers. 日本語の訳もあったのですが、ちょっと見つかりませんでした。かれこれ30年くらい前に出てたプレイズソングブックにあったんですが。。。。Youtube から紹介します!