私たちのアルファコースは短縮形なのでもうあと二回で終了です。これまでゲストもホストも脱落なく進んで来たのは感謝なことです。毎週のアルファを楽しみに集まっていることの表れだと思います。
第七回(5月22日)
現在の世界情勢を見ると、「悪」というトピックはゲストの気持ちを揺さぶります。アルファがスタートした頃に、イエスの十字架の死が敵を愛し、赦すことであるということにある種の反感と混乱を感じたゲストもいましたから、尚更祈りのチームもスタッフも、ビデオのトーク、スモールグループの会話が守られるように祈り求めました。この回のあたりでイエスを受け入れた方も出てきました。また、「自分が見失っていた喜びを再び見出したような気持ちがする」とコメントしたゲストの方もいました。
第八回(5月29日)
CAチャーチのアルファスケジュールは短縮版で八回完結です。今後も八回で行くか、それとも何週間かたすか、スタッフ間で協議中です。八週間は忙しい北米のライフスタイルに合っているようでありながら、駆け足で終わる感じは否めません。ゲストの感想(後述)にもありますが、何よりゲストの方々は人との交わりが大事に感じたというのです。人と人との関係は時間をかけることが大事ですし、イエスとの出会いは情報や知識が心に届く時間とスペースがもっと盛り込まれる必要があるように感じられました。
今後はアルファ・デイの構成をもっとオープンの時間を組み込んでレトリートに近い形にしようか、とかアルファ終了後のゲストとホストの交流が続くような、あるいは教会として何か上手にフォロー出来る方法はないか模索する予定です。
ゲストの感想
感想などをアンケートに記入してもらいました。そこによく出てくるフレーズは、「もっとディスカッションしたかった」「くつろげた」「自分の心情を打ち明けられた」「親切な人たち」「打ち解けた」「会話が良かった」 というものでした。神様に感謝です。「自分は暗黒の世界にいたが今は光の世界に来た。」と、アルファの期間中にイエスを受け入れた方の言葉もありました。また、自分はイエスのことを考えているが、まだ疑問に感じている点もある、というゲストもおられます。
アルファコースは自動車教習所などの講習とは異なり、一度出ればそれでおしまい、というものではありません。次は教会にきてね、というような流れは少々短絡的で、もっと深い人間関係のつながりが必要です。人と人のつながりを通してイエスを紹介しているので今後も人間関係が育っていけるような道筋が必要です。ホストとゲストの交流が続いていくのが理想です。教会はそれをどうやって育む役に立つのかを模索するのです。
シェアリングナイト(6月19日)
イエスは今日も生きておられます。今年の一月に開催した二つのアルファコースと、春に開催した二つのアルファに参加し、協力してくれた全てのリーダーたちを招いてシェアリングと賛美の夕べを持ちました。ネットには具体的には書けませんが、アルファを通して神様が働かれているのがよくわかります。新たな力を得る機会でした。